地域の困りごとを世界へ——谷口商店グループの挑戦
谷口商店から始まり、光徳産業を経て、現在は谷口商店グループとして複数の事業を束ねる組織へ。
宅食、介護支援、障がい者雇用など地域課題の解決を担ってきた同社は、いま新たなステージとしてASEANへの進出やM&Aにも挑み始めています。
その背景にあるのは、「挑戦」と「誠実」を両輪とする経営哲学です。
本稿では、その理念と未来への展望をお伝えします。
歴史を振り返る——谷口商店から谷口商店グループへ
谷口商店グループの原点は、1960年に創業した有限会社谷口商店です。
地域の工場や事業所での運搬、清掃業務を担い、社会に必要不可欠な「縁の下の力持ち」として信頼を積み重ねてきました。
その後、特殊クリーニングや産業廃棄物処理、施設管理など事業領域を広げ、1999年には「光徳産業株式会社」として法人化。
社員数も数十名から100名規模へと拡大しました。
時代の変化とともに事業はさらに広がり、宅食サービスや介護支援、障がい者の就労支援など地域の暮らしを支える多彩なサービスを展開。
現在は300名規模の従業員を抱え、複数の事業を束ねる「谷口商店グループ」として、地域密着型でありながら成長を続けています。
谷口俊寛社長はこう語ります。
「常に地域に必要とされることを誠実にやり切る—その積み重ねが、ここまで会社を大きくしてくれたのだと思います。」
誠実と挑戦、その両輪
谷口商店グループの経営哲学の中心には「誠実」と「挑戦」というシンプルなキーワードがあります。
必要とされる事業は静かにやり切る。
その上で「面白い」「やってみたい」という気持ちを大切にし、社員一人ひとりの挑戦を応援する文化を育んできました。
「必要なことをやるのは当然です。
でも、それだけでは足りません。
社員も経営者も、やりたいことや面白いと感じることに取り組むことで、もっと深く突き詰めることができるし、結果的に地域や社会に新しい価値を届けられる。」
こうした“面白さ”を重視する姿勢は採用にも表れています。
ベンチャー気質やスタートアップマインドを持ち、未知の領域でもワクワクできる人材こそ、同社で大きく成長しています。
指示を待つのではなく、自分で課題を見つけ、提案し、動ける人—そうしたメンバーこそが、谷口商店グループの原動力です。
地域の暮らしを守る—シニアサポート事業の強化
同社が特に力を入れているのが、シニア世代へのサポートです。
宅食サービスでは単なる食事提供にとどまらず、安否確認や緊急時対応を担うことで、地域の安全網として機能しています。
買い物代行や在宅美容サービスなど、新しい試みも始まっています。
谷口社長は「瀬戸内エリアのシニアサポート事業でトップを目指す」と語り、日常の困りごとをトータルで解決する体制を築こうとしています。
特に日本全体で「1人の若者が1人の高齢者を支える」時代が到来するといわれる中、この課題は地域や家庭の枠を超え、社会全体のテーマとなっています。
障がい者雇用にも取り組み、来春には新しい就労支援拠点の立ち上げを予定。
地域課題を“自分ごと”として捉え、現場に入り込むスタイルが谷口商店グループの強みです。
地方の「技術」「人」「会社」を育てる
谷口商店グループのM&Aやフランチャイズ展開は、数字のためだけではありません。
根底にあるのは「地域の宝を絶やさない」という想いです。
瀬戸内には、長年受け継がれた製造技術や工芸、地域ならではのサービスなど、価値あるものが数多く存在します。
しかし後継者不在や人口減少で、継続が難しい企業も少なくありません。
「良い技術や人材があるのに消えてしまうのはもったいない。
光を当て直し、未来につなげたい。」
谷口社長はそう語ります。
地元の運送業や小売業を承継して再生したり、異業種の知見を掛け合わせて新しい価値を生む試みも進めています。
ASEAN市場への挑戦でも、日本の地方で培ったノウハウを現地パートナーと共有し、文化や人材を尊重しながら共創する姿勢を大切にしています。
未来への挑戦
谷口商店グループは今、国内にとどまらず成長市場を見据えています。
ASEANへの展開、M&Aによる事業承継、新しい柱の創出。
これらの挑戦は、地域で積み重ねた信頼とノウハウがあるからこそ可能です。
「我々はまず地域に必要とされる存在でありたい。
その信頼を土台に、新しい価値を創り、広げていく。
それが、これからの谷口商店グループです。」
読者へのメッセージ
ここまでの歩みを支えたのは、「地域のために誠実に動く」という信念と、「挑戦を楽しむ」という文化です。
次は、その輪を広げる番です。
地域の課題を一緒に解決したい方、新しい価値を創りたい方へ。
谷口商店グループは、あなたの経験やアイデアを必要としています。
未来の地域経済を一緒につくる仲間を、私たちは心から歓迎します。
グループの未来をともに創る
仲間を募集しています。

